音楽
2005年に行われたライヴ・ツアー「龍頭龍尾〜陰の巻・陽の巻」からのテイクを収録した2枚組ライヴ盤。2枚のディスクにはそれぞれ「陰の巻」「陽の巻」からの曲を選んで入れているようだが、各ディスクともイントロに始まって最後にはお祭り曲、とディスク毎…
元EMPERORのメンバーを中心としたエクストリーム・メタル・バンドの3rdアルバム。全体にサイバーな雰囲気を仄かに纏いつつ、時折ブラックメタル的なパートを織り交ぜながら突進を繰り返すデスメタルは相変わらずで、邪悪なメロディをテクニカルに奏でる派手…
ノルウェーの女性5人組ゴシックメタル・バンドのデビュー作。帯叩きにはゴシックではなくてドゥーム・メタルとあり、最近よくあるタイプのゴシックメタルとは違うのだと個性を強調したいように読めるが、確かに曲そのものはMY DYING BRIDEみたいな重々しいリ…
DISSECTIONのオフィシャルサイトに載ってたジョンのインタビュー記事。結局DISSECTIONは「REINKAOS」までで、あとはライヴを何本かやって本格的に解散してしまうのだそうで、なんか残念というより脱力してしまった。なんかよーてめーよーふざけんじゃねーよ…
D.C.7(2005)年の再集結ツアー、「恐怖の復活祭」の模様を収録したライヴ盤2枚に加え、配信小教典としてリリース済の新曲6曲を収めたCDのついた3枚組教典。ライヴ盤の方は12月26日の最終日の音源が主で、トークなどについては他の場所のもの、と作りは「オ…
4th「A VIRGIN AND A WHORE」を最後に活動停止していたフィンランドのメロディック・デス・メタル・バンドが再始動、5年ぶりにリリースした5枚目のアルバムがこれ。メンバー・チェンジがあっても音楽の中身は活動停止前と変わらず、キーボード入りのキラキラ…
「Bougainvillea」以来2年9か月ぶりとなるニュー・アルバム。去年のピアノソロ・コンサートで「楽器陣がよく聞こえて楽しいようなアルバムに」というようなことを言っていたと思うがその通りの仕上がりで、未森さん本人のいつもの悶絶的美声のみならずバック…
アルバム「REINKAOS」からの1,000枚限定先行シングル。3曲プラス動画1曲入り。頭2曲の「Starless Aeon」「Xeper-I-Set」のアルバム・ヴァージョンは、ネットで公開されていたラフミックスと比べると無論のこと音は良くなっているもののテイク自体は同じだか…
かの偉大なるブラックメタル・バンドEMPERORの中心人物のひとり、イーサーンによる初のソロ・アルバム。ドラムと一部のヴォーカル以外は全部イーサーン自身がプレイしている。何となく奥方とのプロジェクトPECCATUMみたいな実験的な音楽を予想していたが、聴…
リーダー、ジョン・ノトヴェイトの衝撃の逮捕劇から9年、スウェーデンのブラックメタル黎明期の重鎮DISSECTIONが、前作「STORM OF THE LIGHT'S BANE」以来実に11年ぶりに放つ復活作。ではあるが、「復活した!」と諸手を挙げて喜ぶことはできないのは、その…
北欧で昨日発売されたばかりのDISSECTIONの復活アルバム「REINKAOS」がmp3.comで全曲ストリーム再生にて試聴できるということで聴きましたよ。個人的に注目度今年最大のこの作品はもう一分一秒でも早く聴きたいところで、HMVで8日発売になっているスウェーデ…
オランダのゴシック・バンド、前作からアコースティック・ライヴ盤やレア音源集を挟んで3年振りとなる8thアルバム。何やらイカれた感じのするヘヴィなジャケットにちょっとぎくりとするが、中身の方はここ数作と同じ路線。素晴らしい歌唱力を備えたアネク嬢…
フランスのメロディック・デス・メタル・バンドの4th。メロデスというよりはブルデス寄りで、少々ブラックメタル的でもあるゴリゴリしたバックに、流麗極まりないテクニカルかつメロディアスなギターが悶絶的に切り込むスタイルは、基本的には前作「OCCULT M…
ノルウェーのゴシック/エレクトロ・バンドの6th。前作の後で再び女性ヴォーカルが交替しているが、それと合わせたかのように音楽性も変化、前々作「MUSIQUE」〜前作「ASSEMBLY」で聴かれたピコピコしたエレ・ポップ風味は減退し、メタル的なエッジの効いた…
フィンランドの元メロデス・バンド、ヴォーカルの交代を経てリリースされた7thアルバム。デス声が再び数曲でフィーチュアされていたりするせいか、「あの傑作『ELEGY』に回帰か」とか「奇蹟の大復活作」とかいろいろ騒がれているようだが、聴いてみると中身…
D.C.7(2005)年の復活祭関連アイテムリリースラッシュ、第一弾は12月11日のBLITZ YOKOHAMAの音源を主に収録したCD2枚組。曲順は多少いじってあるようだが、記憶が正しければあの日に演奏された楽曲はほぼ(中途半端だった1曲以外)全て収められているはず。…
フィンランドの6人組のデビュー・アルバム。ディスクユニオンで絶賛されていたんでとりあえず買ってみたが、いやあこれはなかなか大したもんですよ。NEGATIVEの1stみたいなジャケから想像される通りの哀愁たっぷりでノリの良いHM/HRで、少々ナルシスティック…
NAGLFARやZYKLONといった美味しいメンツを何となく見逃しては後からあれは良かった凄かったとの評判を聞きその度に何で行かなかったんだ俺の馬鹿阿呆間抜け死ね生きてて済みませんと自責の念にかられっぱなしだったこのイベント、15回目にして糞豪華なライン…
買ってもいなければ全部聴いてすらいないものにあれこれ言うのもどうかと思わないではないけれど、まあ別にいいや。 出るらしいという報せがあった時には「どんなバンドが何の曲をやるのかしら」と無闇に期待や妄想を抱かせつつ、その後「声優や俳優が多数参…
スウェーデンの元メロディック・デス・メタル・バンドによる8thアルバム。6th「REROUTE TO REMAIN」で突如として(一応、5th「CLAYMAN」からその萌芽はあったとは言えるが)アメリカを意識したようなモダンな音像を打ち出し、賛否両論を呼んだ彼ら。個人的に…
デーモン小暮閣下が邦楽と共演するライヴ企画、昨年の聖飢魔II再集結の余韻を引きずりつつ初参戦。「邦楽ねえ、琴とか尺八とか辛気臭そう」といったありがちな先入観のせいで今まで気が向くことはなかったが、去年生の聖飢魔IIを目の当たりにして「閣下がや…
各方面で活躍していたメンバー達が9年ぶりに集結、新しいメンバーも加えて放つ復活作。THE HAUNTEDにおけるマルコ・アロの歌唱が大好きだったので気にはなっていたものの、前はハードコアっぽいことをやっていたバンドだというので敬遠して様子見するつもり…
元THE CROWNのヴォーカル、ヨハン・リンドストランド率いるニュー・バンドのデビュー作。ヨハンの声を中心に据えたデスラッシュが基本路線ということで、THE CROWNファンにはとりあえず期待通り。THE CROWNと比べるとあれほどのやみくもな疾走感はなく、ロー…
ノルウェーブラックメタル界の才人・ツォート率いるゴシック/プログレ・メタル・バンドが結成15年目に放つ企画盤。シンプル化するが故に多くの場合単調になりがちなのがアコースティック・アルバムであるが、勿論実力者たる彼らにそんな心配は無用。エキゾ…
ついに完成! 出来はいかほどかと多少心配ではあるけれど、期待しておきましょう。 The title is hereby announced for the long anticipated third DISSECTION Studio Album, "REINKAOS", to be released Spring 2006 through the bands own label Black Ho…
恐怖の復活祭ツアーもついに最終日ということで、東京駅の人混みに辟易して聖飢魔IIシカトしてミレナリオだか何だか変なイベント見に行く奴なんて馬鹿もしくは変質者なんじゃねえのと心の中で悪態つきながら国際フォーラムに行ってきた。とりあえず入ってみ…
今年の夏に続いて二度目の黒百合姉妹ライヴ参戦。前回Manda-la2ではピアノが全然見えない最っ低の席に座らされて実にもどかしい思いをする羽目になったが、今度は普通に全体が見える席に座れてひと安心。今回のライヴは1stと2ndのリマスター再発記念というこ…
クリスマスも間近のこの時期に、素敵な聖夜を演出するとってもロマンティックなアルバムが登場しましたというわけで、スウェーデンの激烈ブラックメタル・バンドが4年ぶりに放つ4thアルバム。暴虐と邪悪を極めたかの2nd「VOBISCUM SATANAS」、攻撃性を保ちな…
横浜BLITZで聖飢魔II大黒ミサ・オールスタンディング処刑(一部を除く)。4時に横浜駅で後輩と待ち合わせ、「まだ時間あるけど先に会場確認しとくか」と下見のつもりで二人でBLITZへ。うろ覚えの地図の通りに進んだつもりが、地下街の出口を間違えて見当違い…
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