聖飢魔II オールスタンディング処刑 @ 横浜BLITZ・2日目

tawachi2005-12-11

 横浜BLITZ聖飢魔II大黒ミサ・オールスタンディング処刑(一部を除く)。4時に横浜駅で後輩と待ち合わせ、「まだ時間あるけど先に会場確認しとくか」と下見のつもりで二人でBLITZへ。うろ覚えの地図の通りに進んだつもりが、地下街の出口を間違えて見当違いの方向に行ってしまう。途中の交番の地図などを頼りになんとか会場に辿り着いたが、どうも外にコインロッカーがなさそうなので一旦駅まで戻る。今度は人の流れを逆に辿って迷わず戻れた。地下街のロッカーに荷物を突っ込み、トイレを済ませて再出発。会場に着くと時間的にはちょど良かったが、押していたようで15分ほど待って入場。しかし入場時の整理なしかよ。客同士で確かめ合えというのはさすがに無理があると思うが(というか、そういうアナウンスすら全然聞こえなかったし。言ってたかもしれんが聞こえるようにやらなければ当然無意味)。私達二人は位置的にちょうど自分らの番号のところあたりに並んでいたと思うので何の不満もなかったが、あれじゃあせっかく一桁番号だったのに入場は100番台だったとか、そういう人がきっといると思うぞ。

 で入場。私はこの日以外の座席付の公演では3か所全部長官側の席だったので、後輩(彼はこの日が最初で最後)の了承を得て参謀側へ。100番台後半の入場だったが、後ろの方にいる人はあまりおらず、ほとんどの客が前に並んでいる。大したもんだ。スタンディングのライヴでもこんなに前にいる客の率が多いのは見たことがない。キーボード正面の前から4列目あたりに陣取る。

 一時間ほどただ立ちっぱなしの忍従の時間を経て(でも話し相手がいたおかげで、いつもほど長くは感じなかった)ミサ開始。構成員が舞台に登場したときですね、何が驚いたって距離ですよ距離。めちゃくちゃ近い。会場的に言えば当然ではあるけれど、戸田と中野では席がステージからだいぶ離れていたし、その距離に慣れていたのであまりの近さに結構びびった。ステージも小さいからまた構成員の方々が大きく見えるしね。

 スタンディングとはいえ、客の年齢が年齢だけに(失礼)盛り上がりはどんなもんだろうと思っていたのだが、いやもうえらい騒ぎですよ。一曲目開始時の圧縮ぶりもあそこまでというのは珍しいんじゃないか。でもおかげで、年齢が年齢だけに(失礼)倒れて運び出される人続出だったけど。いや年齢は関係ないかな。朝礼で倒れる奴は小学生だろうが会社員だろうが倒れるのだ。まあ皆疲れたのか、もしくは中盤のクールダウンのおかげか、狭いことは狭いながらもすぐに圧力は大したことはなくなってそこそこ快適だったが。それでも本編最後の曲では再び盛り返して結構やばかった。

 曲目は、希望的観測通り恐怖の復活祭の時とは大きく変えてきてましたよ。何やら物凄い得した気分。だって復活までミサ行ったことなかったのに、今回のツアーのたった3回や4回で聴きたかったあの曲やらこの曲やらがウン十曲も聴けたわけですよ。個人的に「これすっげえ好きだけどやってくれるかどうかは微妙だなー」という曲も2曲ばかりやってくれて感激。参謀のソロが入る曲が多かったので、「参謀の前で良かったですね」と後輩も満足してくれた模様。あと演出もホール公演とはかなり違っていて、基本的には別物と言えた。ただし曲数はほぼ同じ、内容の充実ぶりも勿論同じ。まさかアンコールであんなイカス演出なんて、ねえ? アンコールで「義経かましたこないだの陰陽座と同じぐらいイカス。後半、曲の前に閣下がモニターあたりを注視したりして妙な沈黙が降りることが多かったのはちょっと流れが悪いんじゃないかとも思ったが、全体的にはやはり聖飢魔II最高なミサでした。スタンディングだし、客の体力も考えて2時間ぐらいで終わるんじゃないかと思ってたけど、終わってみるときっちり3時間経っててびっくりですよ。ところで最後の追い出しの曲、今日初めて最後まで聴いたけど、あんな悪戯が仕掛けてあったのですね。思わず後輩と顔を見合わせてにやにや。こんな凝ったことよくやるよなあ。

 帰りの道中、後輩とミサのあれが良かったこれが良かったとずっと語り合ってたんですが、やっぱり相手がいるのはいいもんですね。一人では覚えて帰れた験しのないセットリストも二人なら復元できたし。で、メシを食おうと池袋に出たんですが、時間も遅いし日曜で店があまりやってないしで結局ラーメン。しかしまあ生ビールの美味いこと。ありゃ毒だ。