IN FLAMESのイエスパー・ストロムブラードの別バンド、DIMENSION ZEROの4年ぶりの3rdアルバム。毎度帯叩きで収録時間の短さを売りにしているように、もはやDIMENSION ZERO節として確立された感のある硬質のリフでガーッとファストに押しまくるデスラッシュは…

2年ぶりの新作。「煌神羅刹」の頃に回帰したと既にほうぼうで評判になっているようだが確かにその通り、いつもよりヘヴィめの音像に加え、5曲目までがアップテンポのメタル曲で占められており、鋼鉄度の高さが印象づけられる。とそこらでお腹一杯になりかけ…

アルバム「LICHTGESTALT」発表後、ヨーロッパ〜南米〜ロシア〜中国・台湾と世界各地を回ったツアーの様子を収録したDVD。ドキュメンタリー作品ということで、ライヴの映像以外に楽屋での様子や道中の風景が豊富に収められており、ライヴで妖しげな謎の舞を踊…

スウェディッシュ・ブラック・メタラーの5作目。「徹底的に非人間的なアルバムにしたかった」という前作では疾走感は幾分抑えめ、ヴォーカルも類い希な激情ぶりを誇るイェンス・ライデンから、どちらかというと冷酷さが売りのクリストファー・オリヴィウスへ…

ブラックメタル大会に続き今度はデスメタル・グラインドコア大会。今回も最高でしたよ。ヘレルヤ！ 5時半に渋谷に着き、荷物を駅のコインロッカーにブチブチ込んでから友人らと合流。上着も何も全部コインロッカー内なので、Tシャツ姿で外で30分待つ。寒いけ…

6作目。ここしばらく海外で積んだ活動実績が反映された結果か、これまでで最もヘヴィでメタリックな作品に仕上がっている。が今回、その方向性の定め方が完全に裏目に出た様子。最大の致命点は、その力を入れてきたヘヴィ・パートが、彼らが目指したであろう…

Dojoブラックメタル大会に行って参りましたよ。いやあ凄かった。 開場の18時ぎりぎりに渋谷に到着。駅のコインロッカーに荷物をブチブチ込んで会場に着くと、私の整理番号をとっくに超えて入場呼び込みをしていたので慌てて駆け込む。ところでどうでもいいけ…

デス・メタル・バンドから出発し、メロディック・デスを経てゴシック味を帯びたHM/HRへと転化、ついにはその手のゴシック・メタルの始祖として祖国フィンランドで確固たる地位を築いたSENTENCED。音楽的にも成熟の極みに達し、キャリア的にも頂点へと上り詰…

「COWBOYS FROM HELL」聴きながら黙祷。 HOME PAGE : のこぎりパパ

フィンランドのメロディック・デス・メタル・バンドの3rd。ある種馬鹿正直なまでに伝統に忠実というか、「これこそが真のメロディック・デスである」と言わんばかりの王道的メロデスをやっている。暑苦しいまでにドラマティックな曲展開、大仰というよりむし…

1月にDojoがあって3月にまたやるのかよ、と思ったら今度はVADER！ ブラックにブルデスとラウドパークが呼ばなかったものを次々と補完してくるDojoの心意気に感服。こちらも絶対行かなければ。BRUTAL TRUTHは恥ずかしながら聴いたことがないのだけれど。 HOME…

1月のExtreme the Dojoの「and more」がNAGLFARってマジですか！ イヤッホオウ！ イェンスのときに見逃した自分の頭を全力でどつきながらも嬉しくてしょうがありません。血が滾る！

元NAGLFARのヴォーカル、イェンス・ライデンによる一人ブラックメタル・プロジェクト。イェンスのソロ作というと、かつてDEAD SILENT SLUMBER名義で出したアルバムが1枚あったが、このアルバムもあれと同系統のシンフォニック・ブラックである。しかしこのPR…

LACRIMOSAのティロ・ヴォルフ様によるソロ・プロジェクトの2nd。打ち込みのビートを基調にしたエレクトロ・サウンドそのものは1stと変わらないが、今作ではソプラノ女性ヴォーカル（オペラ歌手なんだそうな）を全面的に導入したことによってぐっとメロディア…

■AS I LAY DYING■ 最低限WITHIN TEMPTATIONに間に合えばいいやと少しばかり寝坊し、開演20分後ぐらいにメッセに到着するとAS I LAY DYINGが絶賛演奏中。メロデス系のメタルコアの中でも一際メロデス度が高いというか、クリーン・ヴォーカルのパートにも他の…

■入場■ 朝、海浜幕張駅にて知人と合流、人の流れに従ってメッセへ。着くと入場の列はかなりの長蛇っぷりで、開演40分前に並び始めたのだが中に入れたのは結構ぎりぎりだった。■FLYLEAF■ まずは物販、と皆で並ぼうとするが物凄い行列。あまりの人数に恐れをな…

イギリスの吸血貴族メタル・バンドの7作目。ブラック・メタルの邪悪で猥雑な雰囲気を基調に、シンフォニックなアレンジを大々的に施し、ゴシカルでもある荘重さを演出する作風は前々作「DAMNATION AND A DAY」〜前作「NYMPHETAMINE」の流れを汲むものと言え…

日本のロックミュージシャンらによるロックの名曲カヴァー大会。一週間後のラウドパークを目前にしてその存在感は霞みっぱなしではあるもののちゃんと行ってきましたよ。 実際ラウドパークに興奮するあまりこちらのチケットを取ったことすら忘れていて、クラ…

世紀の傑作料理番組「メタルシェフ」、エピソード3がまさかのお目見え！ ドゥーム編ということで曲がほとんどわからないのが残念ですが、もはやこの面白さはそんなものを超越しています。今回はドゥームメタルに合わせてティラミスを作ってくださいます。Par…

久しぶりにブルルンを購入。DARK TRANQUILLITYとPOISONBLACKの記事目当てに買いました。ダートラのライヴレポは相変わらず熱の籠もらない書き方で前田の野郎いい加減にしろよとも思いましたがでもまあ一理はある気もする。インタビュー面白い。南米ってどう…

アメリカのゴシックメタル・バンドの3年半ぶりの2nd。全世界的にバカ売れしたという1stはゴシックメタルの名盤といえる内容だったが、その後メイン・ソングライターだったベン・ムーディーが脱退。次のアルバムは一体どうなるのかと心配されたが、この新作で…

元SENTENCEDのシンガー、ヴィレ・レイヒアラがギタリストとして率いるバンドの2nd。今作ではヴィレ自身がヴォーカルを取っており、解散後も彼の漢臭い歌声が聴けるというのはSENTENCEDファンとしてはまったく嬉しいところ。しかし1stに比べてSENTENCED度がま…

昨日はDARK TRANQUILLITYの日本ツアー最終日に行ってきた。いやあ最高。 開場時間には充分な余裕をもって恵比寿駅に着いたものの、UNITの地図をプリントアウトしてこなかったことに気づく。まあいいや行きゃわかるだろ、途中のコンビニとかで見ればいいしと…

2006年8月中旬、DISSECTIONのリーダー、ジョン・ノトヴェイトは、ストックホルムの自宅にて灯した蝋燭の輪に囲まれ、傍らに悪魔の教典を携えて、己の頭を銃で撃ち抜き命を絶った。自らが成し遂げてきたことに満足し、サタニストとして誇り高い死を選んだので…

DISSECTIONのリーダー、ジョン・ノトヴェイトが自殺したようで。信念を貫いた立派な最期だとは思いたいが。 http://www.dissection.nu/ Official Statement about Jon's Death:As rumours have started to spread we feel obliged to confirm Jon Nödtveidt'…

スウェーデンのベテラン・ブラック・メタラーの5作目。ややデス寄りの骨太なサウンドに寒々しいメロディを奏でるギターが乗る様はまさにスウェディッシュ・ブラック／デスの王道といった趣で、この種の典型的な音ではあるが、しかし音の端々に漲る本気度が決…

今Youtubeで検索してみてびっくり、あの世紀の傑作メタルシェフの続編があらゆる意味でグレードアップしてお目見えしているではないですか！ まさに最高！ すっげー友達になりてえ。ルシフェラ先生マジ惚れる。前編 http://www.youtube.com/watch?v=QykSgnKS…

夜は豚の角煮などを作って酒を飲みつつ先日アマゾンから届いた聖飢魔IIのDVD「ウラビデオII」を観る。内容はまさに「ウラビデオ」の続編的なドキュメンタリーでやはり面白い。でも初日の1曲目はもっとじっくり収録して欲しかったなあ。まあどっちにしろ泣け…

過去の名作2枚が、それぞれ貴重音源を詰め合わせたボーナス・ディスクを加え、「ULTIMATE REISSUE」版として2枚組でリマスター再発。バンド自身のレーベル「BLACK HORIZON MUSIC」から。 まずアルバム本編については、リマスターによってどちらも残響処理が…

ノルウェーブラックメタル界の重鎮、4年ぶりの新作。方向性としては前作からの流れを汲んでおり、ミドル・テンポの曲が主体で派手にブラストする場面はあまりない。かなりの高速で叩いているパートはあっても、だいたいドラムはちょっと奥の方に引っ込んでお…