Gackt「Love Letter」

tawachi2005-02-14

 フルレンスのスタジオ盤としては5枚目となる今作は全曲アコースティックのラヴ・バラード集。タイトルやそのコンセプトから予想されるとおり、甘めのバラードが並ぶゆるい作りになっていて、個人的にはあんまり面白くないです。この静かなアレンジのせいで、ガクトの曲にありがちな冗長な部分が強調されてしまっていて間がたるい。「Dears」のアコースティック・ヴァージョンではその傾向が特に顕著。同じバラードでも「Last song」とか「鶺鴒」みたいな曲が何曲かあればまだ良かったと思うがまあ物の性質上仕方ないか。ガクトの声に酔いたいとかいう方には最高だろうが。こんなだからより一層買うのが恥ずかしくなったりするんだよな。まあいいけど。次作ではまたロックしてくれるだろうと期待しておきます。


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