前橋アートコンペライブ

 クリーム牧山さん(25歳・事務職/仮名)にお世話になりつつ(私の我がままに付き合って糞わかりにくい道を行きも帰りも送ってくれて感謝)前橋まで行って公開審査を受けてきましたよ。一次審査を通った30人が次々とステージに作品を持って上がって審査員3人に採点してもらい、最終選考に残るのは30人中得点の高い10人ということで、私は特に可もなく不可もなくといった点数で最終選考には落ちた。でも点数、10人には入らなくても20人には入ってたんじゃないかなあ。まあ最終に残らなかった以上点数とかあまり意味はないと思うけど。初出品で一次選考を通ることもあまり期待していなかった身としては、普通に高めに評価されたことが嬉しかったし、自覚していた弱点をちゃんと指摘されてちょっと恥ずかしくもあった。そうですよ初めて描いたあんなでけえ絵で遠近法とか難しいつうか無理ですよ、場所もないし。次は遠近法のアラの見えないような絵で挑戦するというのはどうかしら。

 でまあイベント自体も観客として観て結構面白いもんでした。審査員の方々も無闇に面白いし、出品者の方も何つうか、美大生って全員頭おかしいんじゃねえのと思うぐらい愉快な人々が多く。でも私自身の発表のときにどうやら私が常に世界への憎悪と電波に満ちた危険な妄想を頭の中に渦巻かせているホラーゲームとホラー映画と幼女虐待が趣味でおぞましい気持ち悪い死んだ方がいい名状しがたい社会不適格者むしろ犯罪者のド変態野郎と思われたらしいのは実に心外だ。作者も作品もこんなに爽やかなのに不思議ねえ。


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