黄金まみれ

 今朝うんこを踏んだ。歩いていたら右足に何か柔らかいものが衝突する不穏な感触があり、見ると道の真ん中にひられていた黄褐色のうんこを見事に蹴飛ばしてしまっていた。うんこは衝撃で細かく千切れて一直線上に飛び散り、靴の先にはべっとりとした巨大な塊が付着。まだ新鮮らしくかなりくせえ。地元民のクリーム牧山さん(25歳・事務職/仮名)によると、最近この道に毎朝のようにうんこが出現するのだそうで、牧山さん一家はうっかり踏まないよう常に気をつけているらしい。犬か猫か徘徊老人か知らんが、クソの始末もしない飼い主は腹を切って死ぬべきかと思います。まあ別に死なんでもいいが、犯人は見張りをしてふん捕まえて慰謝料と靴代を請求したいと望む次第であります。