点描大会

tawachi2005-03-11

 今日は修士論文の提出日である。論文は前に一度提出してとっくに審査も終わっているわけだが、今日出すのは審査終了後返却されてきた論文を今度は専攻の図書室に収蔵するために製本して再度提出するというやつである。というわけで昨日の夜中から表紙のための絵をせっせと描く。当然表紙なんてタイトルと氏名とそんなようなのがあれば良いのであって内容と何の関連もない絵を描く奴などは普通いないのであるが、しかしこれが博士論文になるとあまりおふざけをやるわけにはいかないし、せっかくなので修論の表紙ぐらい立派なものにしてやろうというわけである。で、ミリペンで夜を徹して気が狂いそうになるぐらいひたすら点描しまくるが朝になっても仕上がらない。教習所に行く時間になったので一度出かけ(徹夜明けで車の教習というのもどうかと思ったが緊張していれば意外と大丈夫なもんだ。さすがは私だ。結局復習になったけどな)、帰ってまた点描大会。午後2時頃ようやく完成したのが今日の画像になっているやつだ。なかなかゴージャスな出来に満足。ところでこれを描くのには延べ8時間ぐらいかかったと思うが、多分半分以上の時間は点描に費やされているはず。点を1秒に3個打てるとすると、一時間に3×3600 = 約1万個。すると5万回ぐらいは点を打った計算になる。すげえ私。よく頑張った。感動した。
 仕上がった絵をスキャナーで取り込み、文字を入れて表紙の体裁にする。すげえかっこよくて嬉しくなる。すぐに学校に持って行き製本して提出する。その途中ほうぼうで見せびらかして自慢したりしたが、その中で「表紙だけじゃなくて目次とかもいじった方がいいんじゃないか」という助言をいただいた。確かに本編にはちょっと手をつけると怒られそうだが、目次と謝辞ぐらいなら大丈夫であろう。そしてむしろ適当なイラストを入れた方が統一感が出てよろしいのではないかと思われる。今日提出した分についてはもう仕方ないが、指導教官やその他に配る分はこれから数点描き足して完成版としよう。