ペヤンギング

 学校へ行く途中にコンビニに寄ったらペヤングの超大盛があったので買って行き、夕方おやつ代わりに食べる。巨大な容器に話に聞いたとおり普通サイズの麺が2個入っている。素晴らしい。それを調理し食す。デカい。1099kcalとカロリーだけなら多めの晩飯程度のものでさして苦でもないが、この量をカップ焼きそばだけで食べるのはちょっと辛い。食い終わったら体によくわからない疲労が溜まっていて急に肩は凝るし腰は痛むし体は重いし動くのが億劫でしょうがない。しかも変な痰が喉の奥に絡まりっぱなしで気持ち悪い。カップ焼きそばが嫌いなわけではないがしばらくの間は御免こうむりたい気分。しかしペヤングカップ焼きそばにしては味がどぎつくない方でまだ良かった。これが一平ちゃんとかだったら今頃生きていないかもしれん。
 ところで直接関係ないのだが、調べてみたところ北海道にはペヤングがなく(というかペヤングは東日本限定販売らしく私も今日食ったのが生涯2回目ぐらいだったのだが)、代わりにマルちゃんの焼きそば弁当というものが一般的に売っていて、それは粉末スープが付いており湯切りした湯でスープを作って焼きそばと一緒にどうぞというものらしい。意味がわからない。麺を戻した湯なんて変な臭いが付いてるし変な脂が浮いてるし冷めてるしでいいことなどなく、それならどうせ湯はないと作れないのだから初めから湯を多めに沸かしておいてそれでスープを作った方がいいに決まっているではないか。もしかして湯切りした湯には麺から溶け出た成分が混じっていてそれが隠し味になってスープの味わいに絶妙な深みとコクが出てうーんまろやかとか変な言い訳でもするつもりか。それとも流しに湯を捨てたときの「べこん!」という音が怖いとでも言うのか。凄すぎる。湯の再利用なんてみみっちいこと極まりないことを考え製品化する大雑把さが素晴らしい。ああ焼きそば弁当食ってみてえ。


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